大谷が放った強烈二塁打に敵地解説が白旗「紛うことなきロケットショット」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

元左腕アンダーソン氏「打球があまりに強烈すぎて…」

 エンゼルス大谷翔平投手が18日(日本時間19日)の本拠地レイズ戦で放った強烈な二塁打に驚きの声が止まらない。第1打席にセンターへ放った弾丸ライナーは打球速度177キロを記録。敵地メディアは衝撃の高速弾に「紛うことなきロケットショット」と脱帽した。

 完璧な一撃だった。0-1で迎えた2回の第1打席、大谷が豪快な一撃でエンゼルスタジアムを沸かせた。フルカウントからの7球目、先発左腕スネルが投じた156キロ直球を捉え、センターに弾丸ライナーを飛ばした。今季5本目、そして左腕から初めて放った二塁打に、敵地タンパで試合中継をする「FOXスポーツ・サン」の解説者で、現役時代ダイヤモンドバックスなどでプレーしたブライアン・アンダーソン元投手も興奮を抑えられない様子だった。

「ショウヘイ・オオタニがご覧の通りセンターに強烈な打球を放ちました。打撃メカニックのおかげです。紛うことなきロケットショットです。バットから放たれた瞬間、その軌道からスミスが捕球する可能性があると思ったかもしれませんが、打球があまりに強烈すぎて間に合いませんでした」

 大谷の流麗な打撃フォームから生まれた強烈な二塁打を「ロケット砲」と表現。レイズ中堅手のスミスが猛追しても届かなかった一撃に驚愕した。さらに、実況が「この先頭打者二塁打は時速110.2マイルでした」と打球速度が時速177キロだったと説明すると、アンダーソン氏は「それだけ聞けばわかりますよね。それが反対方向に飛ぶんです。左中間深くに」と、すさまじい打球を放つ大谷の打撃技術とパワーに白旗を上げていた。

 エンゼルス打線は貧打に苦しみ、4連敗となったが、規格外の男・大谷はこの日も3打数1安打1四球と2打席で出塁。打率.321、6本塁打、17打点と打席で気を吐き続けている。

(Full-Count編集部)

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