大谷、本塁打競争出場へ一歩前進!? ソーシア監督は容認姿勢「選手の決断」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

日本人野手初の快挙となるか

 メジャーデビュー以来、今季はここまで打者として24試合で6本塁打を放っているエンゼルス大谷翔平投手。18日(日本時間19日)の打撃練習ではスコアボード直撃の513フィート(約156メートル)弾を放つなど、規格外のパワーに注目が集まっている。その大谷に対して早くも上がっているのが、オールスターでのホームランダービー出場待望論だ。エンゼルスのマイク・ソーシア監督は19日(同20日)、出場は「選手が決めること」と話し、現段階では“容認”する姿勢を見せた。

 もし大谷にホームランダービー出場の打診があった場合は許可するのか質問されたソーシア監督は「それは選手が決めること。選手が決めるにしても、いろいろな要素が考慮されるが、出たいかどうかは彼ら次第」と話し、チームとして否定するものではないとした。大谷が出場することになれば、日本人野手としては初めての快挙。まずはオファーが届かないことには話は始まらないが、監督が否定的な見解を示さなかったことで、出場の可能性は広がったと言えそうだ。

 今年のオールスターは7月17日(同18日)、ワシントンDCにあるナショナルズ本拠地ナショナルズパークで開催される。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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