中日、今季初先発の山井が完封! 3連勝で3位DeNAと1ゲーム差に接近

中日の先発・山井が今季初勝利を完封で飾った
中日の先発・山井が今季初勝利を完封で飾った

山井の完封勝利は2014年8月16日のヤクルト戦以来

 中日が8-0で勝利。今季初先発の山井大介投手が完封勝利を収める好投で3連勝を飾った。22日、敵地・横浜スタジアムで行われたDeNA戦。今季初先発となった40歳はDeNA打線を老獪な投球で手玉に取った。9回まで投げ抜いてわずか4安打しか許さずに完封勝利。打線も効果的に得点して快勝し、山井は今季初勝利をマークした。

 右腕は初回、先頭の梶谷から空振り三振を奪うと、ソトを右飛、ロペスを投ゴロと10球で3者凡退に仕留める上々の立ち上がり。2回以降も制球、テンポ良くアウトを積み重ねた。3回に先頭の投手・飯塚に二塁打を浴びたものの、後続を打ち取ってここも無失点。4回、5回を3者凡退に斬って取ると、波に乗った。

 打線は2回にビシエドが6号ソロを放って先制。3回には大島が2号2ラン、さらに5回にも2打席連発となる3号ソロを放った。7回1死三塁のアルモンテの左犠飛で5点目。山井は8回表の打席にも立つと、9回までマウンドに立ち続けた。DeNA打線をわずか4安打に封じる圧巻の完封勝利で、今季初登板初先発で驚きの完封勝利を飾った。山井の完封は2014年8月16日のヤクルト戦以来、4年ぶり。中日は3連勝で、3位DeNAとの差を1ゲームに縮めた。

 DeNAは打線が山井の前に沈黙。わずか4安打しか放てなかった。先発の飯塚は大島に2打席連発を浴びるなど3被弾で5回8安打4失点。今季6度目の先発でも初勝利はならなかった。

(Full-Count編集部)

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