40歳のベテラン健在! 中日・山井、今季初先発で4年ぶり完封 40代完封は史上9人目

中日・山井大介【写真:荒川祐史】
中日・山井大介【写真:荒川祐史】

5月17日のウエスタンリーグ広島戦から中4日も、9回投げ抜く

 中日の山井大介投手が今季初先発で完封勝利をあげる好投を見せた。22日、敵地・横浜スタジアムでのDeNA戦。5月10日に40歳となったベテラン右腕が今季初の1軍マウンドに上がると、DeNA打線を9回4安打無失点に抑えた。

 初回、先頭の梶谷から空振り三振を奪うと、ソトを右飛、ロペスを投ゴロと10球で3者凡退に仕留める上々の立ち上がり。2回以降も制球、テンポ良くアウトを積み重ねた。3回に先頭の投手・飯塚に二塁打を浴びたものの、後続を打ち取ってここも無失点。4回、5回を3者凡退に斬って取った。

 打線は2回にビシエドが6号ソロを放って先制。3回には大島が2号2ラン、さらに5回にも2打席連発となる3号ソロを放った。7回1死三塁のアルモンテの左犠飛で5点目。9回にも平田が3号2ランを放って、リードを大量8点とした。

 右腕は5回1失点だった5月17日のウエスタンリーグ広島戦(ナゴヤ)から中4日の先発登板だったが、8回表に回ってきた打席にも立ち続投。8回を無失点に封じると、9回もマウンドへ。最後まで1人で投げ抜き、2014年8月16日のヤクルト戦以来、4年ぶりの完封勝利をマーク。40歳代での完封勝利は史上9人目の快挙となった。

(Full-Count編集部)

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