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4年ぶり完封の山井だけじゃない 岩瀬、松坂…中日で躍動する“オジさま”たち

22日、横浜スタジアム。今季初先発のマウンドに上がった中日の山井大介投手が圧巻の投球を見せた。5月10日に40歳の誕生を迎え、不惑となった右腕は、DeNA打線をほぼ完璧に封じた。わずか4安打。5月17日のウエスタンリーグ広島戦から中4日での先発にも関わらず、9回116球を投げ抜いて完封勝利を収めた。

中日・山井大介、松坂大輔、岩瀬仁紀(左から)【写真:荒川祐史】
中日・山井大介、松坂大輔、岩瀬仁紀(左から)【写真:荒川祐史】

今季初先発となった山井は史上9人目の40歳代での完封勝利

 22日、横浜スタジアム。今季初先発のマウンドに上がった中日の山井大介投手が圧巻の投球を見せた。5月10日に40歳の誕生を迎え、不惑となった右腕は、DeNA打線をほぼ完璧に封じた。わずか4安打。5月17日のウエスタンリーグ広島戦から中4日での先発にも関わらず、9回116球を投げ抜いて完封勝利を収めた。

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 ストレートは140キロ台中盤をマークし、コントロールも抜群だった。内外角にきっちりと投げ分け、打者を手玉に取っていく投球はお手本のよう。山井の完封は2014年8月16日のヤクルト戦以来、4年ぶり。40歳代での完封勝利は、長いプロ野球の歴史においても史上9人目の快挙とだった。

 40歳となったにも関わらず、今季初登板で初勝利。それを4年ぶりの完封で飾ったのだから恐れ入る。ベテラン右腕の好投で中日は借金を2に減らし、3位DeNAに1ゲーム差。Aクラスも見えるところに来た。

 山井だけに限らない。中日は今、頼もしき“オジさま”たちがチームを支える活躍を見せている。

 その1人は、今季、中日に移籍して復活を遂げた松坂大輔投手。右肩痛に悩まされ、3年間在籍したソフトバンクを退団した「平成の怪物」だったが、新天地で復活。ここまで5試合に先発し、2勝をマーク。防御率3.08と、開幕前の大方の予想を遥かに上回る活躍を見せている。横浜高校時代から球界を沸かせてきた松坂も37歳、今年9月13日で38歳となる。

 球界が誇る“鉄人”岩瀬仁紀投手もまた、偉大な記録に邁進している。現在43歳、今年11月10日に44歳を迎える左腕だが、今季も開幕から1軍の戦力となり、ここまで14試合に登板。4ホールドを挙げ、1つのセーブも積み上げて歴代最多セーブ記録を405に更新した。勝利の方程式の一角を担い、防御率2.25と好成績をマーク。前人未到の1000試合登板まで残り「32」としている。

「松坂世代」の1人である工藤隆人外野手も、現在1軍メンバーとしてプレーしている。主に守備固めなどでの起用ではあるものの、23試合に出場。同じく37歳(工藤の1学年下)の藤井淳志外野手も26試合に出場している。“オジサン”と呼ぶには少々早いかもしれないが、33歳の吉見一起投手も奮闘している。4試合に先発して1勝0敗、防御率2.52とここまでまずまずの投球を見せている。

 小笠原や笠原といった若手が苦戦している中で、際立つベテランたちの働き。43歳の岩瀬を筆頭に、40歳の山井、37歳の松坂、工藤、藤井、33歳の吉見…。中日の誇る“おじさんパワー”侮るべからず、である。

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