待望の大谷VS田中の投手対決が消滅 米メディア落胆「夢を粉砕」「ぶち壊し」

エンゼルス・大谷翔平とヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平とヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

DHとして打者・大谷VS投手・田中の対決は実現濃厚

 エンゼルスは27日(日本時間28日)敵地ヤンキース戦で予定していた大谷翔平投手の先発登板を回避することになった。そのため待望の田中将大投手との投げ合いも消滅。現地メディアからは「不評を買う決断」など、注目の対決がなくなったことに落胆の声が上がった。

 大谷に動向には細かなチェックを欠かさない米経済紙「フォーブス」のバリー・ブルーム記者は、登板回避の決定を受けて早速記事を更新し、「不評を買う決断だ」と切り出した。米ファンから不評を買うのはもちろんだが、「とりわけヤンキースタジアムでのオオタニVSタナカという待望の対決に大騒ぎしている日本のファン」にとって望まざる決定だったと指摘している。

 ニューヨークの地元紙「デイリーニュース」でも、大谷の登板回避を速報で伝え「さて、これは残念なことだ」と日本人投手の対決がなくなったことに落胆。同じく地元紙「ニューヨーク・ポスト」では「エンゼルスがオオタニVSタナカ対決の夢を粉砕」との見出しでニュースを伝え、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」公式サイトでは「ショウ・ストッパー(ぶち壊し):エンゼルスがオオタニの次回登板回避」との見出しで、ファンが心待ちにした対決がなくなったことを残念がった。

 今回、投手同士の対決は実現しないが、大谷はDHとして出場する可能性が高いという。二刀流・大谷だからこそ、対決を心待ちにするファンに用意されたプランB。打者・大谷VS投手・田中はどんな展開を迎えるのだろうか。

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