新星捕手がまた“強肩発動” 143キロ超送球は「レーザー」「キャノン」「ロケット」

フィリーズのホルヘ・アルファーロ【写真:Getty Images】
フィリーズのホルヘ・アルファーロ【写真:Getty Images】

フィリーズのアルファーロが二塁に“剛速球”「挑戦するのはリスキーだ」

 フィリーズのホルヘ・アルファーロ捕手がまたしてもバズーカ砲のような送球を見せ、相手の二盗を阻止した。送球のスピードは89.3マイル(約143.7キロ)を記録。MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」がツイッターで動画を紹介すると、「レーザー」「ウェポン」「ロケット」「キャノン」とあらゆるものに喩えられるなど、称賛の声が相次いだ。

 23日(日本時間24日)の本拠地ブレーブス戦。アルファーロが強肩を“発動”したのは3点リードの7回だ。1死からヒットで出塁したインシアーテが、続くカマルゴの打席で2球目にスタートを切る。すると、アリエッタのシンカーを捕球したアルファロがすぐに立ち上がり、二塁へ“剛速球”を投げ込んだ。

 インシアーテは昨季22盗塁の俊足。スピードを生かしたセンターの守備でも度々ファインプレーを見せるが、アルファーロの矢のような送球が二塁ベース上で待ち構える遊撃キンガリーのグラブへ。コントロールも抜群で、インシアーテはあっさりとアウトとなった。

「スタットキャスト」によると、送球スピードは89.3マイル。公式ツイッターは「ホルヘ・アルファーロに挑戦するのはリスキーだ」とのタイトルで「このフィリーズ捕手は89.3マイルの送球でエンダー・インシアーテの盗塁を阻止。今シーズン、捕手により89マイル(約143.2キロ)以上の盗塁阻止が3度記録された。すべてアルファーロによるものだ」と驚きのデータも紹介した。

 コメント欄にはファンからの称賛の声が集まった。

「この男はビーストだ」

「なんて送球だ」

「なんてこった、これはレーザーだ」

「ワオ!」

「これこそウェポン!」

「ロケット」

「キャノン」

「素晴らしい!」

 アルファーロは2016年にデビューし、昨季までは35試合の出場しかない24歳。今季は47試合中35試合出場と大幅に出場機会を増やしている。メジャーには強肩捕手がゴロゴロいるが、その頂点に立てる能力の持ち主と言えそうだ。

【動画】まさに「レーザー」…新星捕手が魅せた143キロ超送球!

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