ソフトバンク東浜の降板理由は故障か? 工藤監督「違和感が出た」

ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

貯金ゼロ、明日にも4位転落の可能性

 25日、ソフトバンクは楽天に敗れ、貯金ゼロの勝利5割となった。先発の東浜巨が3回5失点で降板。その理由について工藤公康監督は「違和感が出たということで、(続投を)やめさせた」と語った。

 先発の東浜がいきなりの3失点。3回にも死球の後にペゲーロに2ランを許すなど3回までに5失点。その裏の攻撃時に、次のイニングに備えてキャッチボールをしていたが、ベンチに下がってそのまま降板となった。

 工藤監督は「違和感が出たということで。本人も首をかしげていたので変えました。どういう状況かはまだ聞いていないので、これから話をします。本人は(4回も)いくつもりでいたようですが辞めさせました」と事情を説明。

「東浜にアクシデントがある中で中継ぎ陣、特に高橋礼はよく投げてくれた。みんなで6イニング1失点はよく投げたと思います」と高橋礼、二保旭、岡本健のリレーを評価したが、二保が失った1点が大きかったことは否めない。ただ、東浜のアクシデントによって3連投となる二保を使わざるを得ないという状況となったことも確かだ。

 9回には一打同点という場面を作った打線には「みんな最後まで諦めないという姿勢を見せてくれた。(この日1軍昇格でタイムリーの)塚田くんも良かったし、西田くんにも打点がついた。何とかしようというところが出たと思います」と語った。

 ソフトバンクはこれで22勝22敗。貯金をすべて吐き出し、4位オリックスとは0.5ゲーム差。明日にも4位転落の可能性が出てきた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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