元巨人マイコラスは6回4失点 降板後に逆転、今季10戦目でも初黒星つかず

パイレーツ戦に先発したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】
パイレーツ戦に先発したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】

代打ジョーコが2点タイムリー放つなど打線が奮起、マイコラスは今季6勝無敗のまま

 巨人からカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手は27日(日本時間28日)、敵地パイレーツ戦に先発し、6回5安打4失点5奪三振1四球だった。3点のリードを許して降板したものの、味方打線が終盤に逆転。この日も今季初黒星はつかなかった。試合はカージナルスが6-4で勝利した。

 1回表に1点の援護をもらったマイコラスは初回、1死からメドウズに三塁内野安打を許すも、マルテを左飛、ベルを空振り三振で無失点。2、3回は3者凡退に抑える。

 しかし、4回は先頭メドウズにレフト前ヒットを許すと、2死三塁となってから、モランにセンターへのタイムリーを浴び、同点とされた。さらに、5回は先頭ディアスを歩かせ、マーサーにもレフト前ヒットを打たれて1死一、二塁とされると、フレイジャーに2点三塁打、メドウズには犠飛を浴びて計3失点。それでも、6回は3者凡退に抑えた。

 7回、味方打線が2死二、三塁の好機を作り、マイコラスに打席が回ると、マシーニー監督はジョーコを代打に送る。すると、ジョーコは2点タイムリーを放ち、1点差に迫った。さらに、8回はベイダーのタイムリーで同点。マイコラスの黒星が消えると、さらに押し出し四球などで2点を追加。そのまま勝利した。

 マイコラスは今季10試合目にして初黒星がつくかと思われたが、打線の奮起で勝敗つかず。今季6勝無敗のままで、防御率は2.58となった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY