大谷3戦無安打、NY紙は“勝利宣言”!? ヤ軍本拠地は「オオタニに不親切な場所」
「オオタニは衝撃を与えずしてこの街を去っていった」
この日の田中との日本人対決についても「日本からアメリカに向け巣立った2人の球界最大のスター選手による対決で、タナカはオオタニを2度三振に斬って取った。そして、ヤンキースはエンゼルスとのシリーズの最終戦を3-1で制し、オオタニは衝撃を与えずしてこの街を去っていった」としている。
一方、“中立“の立場のESPNは、この日の田中を含めたヤンキース投手陣の投球を称えている。「23歳のオオタニは3-1でヤンキースが勝利した試合で2打数無安打となり、6歳年上のタナカに対し、2度三振に倒れた。以前に2人が打者と投手として対戦した時のことを思い起こさせる」。このように伝え、田中が24勝無敗という信じられない成績を残した2013年に、当時ルーキーだった大谷を圧倒していたことにも触れている。
記事ではさらに、田中が大谷だけでなく、前日5安打のトラウトを2三振を含む無安打に抑えたことにも言及。アーロン・ブーン監督が、田中とゲーリー・サンチェス捕手のコンビを称えたことも紹介しつつ「オオタニはと言うと、今週末のシリーズでヤンキースの投手陣によって終始、巧みに抑えられた」と報じた。
打者として、ヤンキース投手陣、NYメディア、そしてニューヨーカーから“洗礼”を受けた大谷。今季、ポストシーズンでヤンキースタジアムに戻ってこられるか、注目が集まる。
(Full-Count編集部)