前田健太、米最短2回途中で緊急降板 わずか38球 「右臀部張り」と球団発表

フィリーズ戦に先発したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
フィリーズ戦に先発したドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

2回先頭にソロ本塁打を浴びると、2死としたところで降板

 ドジャースの前田健太投手が29日(日本時間30日)の本拠地フィリーズ戦に先発したが、2回途中で緊急降板した。球団は降板理由を「右臀部の張り」と発表した。

 2戦連続無失点中の前田に異変が襲った。初回、先頭のエルナンデスに二塁打を許すと、2死からサンタナに四球を与えて2死一、二塁のピンチを招いた。後続を打ち取ったが、立ち上がり24球を要し、不安定な立ち上がりとなった。

 2回先頭のニック・ウイリアムスに内角への真っ直ぐを右翼スタンドへと運ばれ、3試合ぶりに失点。先制点を献上した。1死からアルファロに二塁打を許すと、ロバーツ監督がマウンドへ。その際は続投し、アリエッタを見逃し三振に。だが、ここで右腕は制止したものの、指揮官が再びトレーナーとともにマウンドへ。しばらくやり取りが続いた後、交代を告げられた。

 2試合連続で無失点と好投を続けてきた前田だが、まさかの緊急降板。代わったアレクサンダーが2点を奪われて、前田は2失点に。メジャー移籍後最短となる1回2/3を投げて38球、3安打1四球2失点でマウンドを降りた。

(Full-Count編集部)

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