大谷、メジャー自己最速163キロに反響 地元テレビ局「ガンを見てくれ!」

タイガース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
タイガース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

2度の雨天中断で5回3安打1失点で降板も、地元テレビ「いいかい…」

 30日(日本時間31日)の敵地タイガース戦に先発したエンゼルスの大谷翔平投手。2度の雨天中断の影響で5回83球、3安打1失点5奪三振3四球で同点のまま降板し、勝敗はつかなかった。5勝目はならず、チームも1-6で敗戦。ただ、降板前最後の1球で、今季のメジャー先発投手最速となる101.1マイル(約162.7キロ)をマーク。この豪速球に、地元テレビ局は公式ツイッターで「スピードガンを見てくれ」と異例の呼びかけを行った。

 土壇場で二刀流右腕が底知れぬポテンシャルを見せつけた。5回2死から二、三塁のピンチを招き、迎えたキャンデラリオの打席。2ボール2ストライクからの5球目は、これまでのメジャー自己最速を0.1マイル更新する101.1マイル(約162.7キロ)のファストボール。完全に詰まらせて投ゴロに打ち取り、ピンチを脱した。

 エンゼルスの地元ロサンゼルスで試合を中継するテレビ局「FOXスポーツ・ウェスト」の公式ツイッターでは、この「101」の衝撃に注目。「いいかい、スピードガンを見てくれ… 101」とし、目を大きく開いた顔文字とともにレポート。メジャー先発投手最速の時速101.1マイルを“必見”と紹介している。

 大谷が降板した直後の6回、2番手のベドロジアン、3番手のジョンソンと中継ぎが打ち込まれ、チームはあっという間に5失点。痛恨の1敗を喫することとなったが、大谷の剛速球はエンゼルスファンの傷を慰める1球にはなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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