ロッテ、福浦が9回に好機広げる右前打! 「監督が使ってくれるので」
通算2000本安打まで残り24本に
■ヤクルト 3-1 ロッテ(31日・神宮)
ロッテの福浦和也内野手が31日のヤクルト戦で右前打を放ち、通算2000本安打まで残り24本とした。
チームは1-3で敗れたが、最後の最後にベテランが意地の一打を放った。2点を追う9回1死、代打・加藤が右前打を放つと、井口監督は代打攻勢に出た。9番・シェッパーズに代打・福浦を打席に送った。
ヤクルト石山が投じた初球の直球を捉えた打球は右前に弾み、1死一、二塁とチャンスを広げた。荻野、藤岡裕が凡退し勝利には結びつかなかったが、4月26日の楽天戦以来のヒットに「勝たなきゃダメだけど、何とかしようと思った。翔平(加藤)も初球を打ったので、甘い球を積極的に打ちにいった」と振り返った。
コンディション不良で5月17日に一度は登録を抹消されたが、1軍に同行しながら調整し、交流戦を機に復帰し3試合目で待望のヒット。再び勢いを取り戻したいベテランは「監督が使ってくれるので、頑張らないと」と力を込めた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)