DL入りの前田健太、次回登板は未定に 指揮官「いつになるか分からない」

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

30日のフィリーズ戦で右股関節の違和感で2回途中で降板

 右股関節の張りのため30日(日本時間31日)に10日間の故障者リスト(DL)に入ったドジャースの前田健太投手。ここまで11試合に登板し4勝4敗、防御率3.61の成績を残していた右腕の離脱はチームにとって大きな痛手となったがデーブ・ロバーツ監督は31日(同6月1日)のフィリーズ戦前に「ケンタは土曜日まで練習を休ませる」と話し、今後の登板が未定であることを明かした。

 前田は29日(同30日)の本拠地フィリーズ戦に先発し右股関節の違和感を訴えメジャー移籍後最短となる2回途中で降板。翌日にMRI検査を受けた本人は「そこまですごくひどいものじゃなかった」と軽症であることを強調していた。

 この日の試合ではカーショーが復帰登板を果たしたが、故障者が相次ぐ状況。ロバーツ監督は「ケンタは土曜日まで練習を休ませるよ。彼に再び活躍してもらうための処置なんだ。彼はいつも力強い投球をしてくれている」と、右腕の今後については2日(同1日)まで状態を見ることを口にした。次回登板については「彼の次の登板がいつになるかわからない」と未定であることを明かした。

 前田は一度、リハビリのためアリゾナに行く予定となっている。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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