カーショー復帰戦5回1失点も背中の張りでMRI検査へ 「とにかくイライラする」

ドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】
ドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】

球速145キロ止まり、わずか62球で降板

 故障者続出に苦しむドジャースに、再び衝撃が走った。左上腕二頭筋の炎症でDL入りしていたMLB最強の左腕、ドジャースのクレイトン・カーショー投手が、5月31日(日本時間6月1日)のフィリーズ戦で復帰。先発して5回を投げたが、わずか62球で降板。試合後、背中の張りでMRI検査を受けることが明らかになった。

 この日のカーショーは、2回にアルファーロの適時打で1点を失ったのみの4安打1失点と、最低限の先発の役割は果たした。しかし、球速は90マイル(約145キロ)止まり。万全の状態とはとても言いがたい姿だった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は「登板時に背中に張りがあるようだった。それが球速が出ていない要因だった可能性もある」と、絶対エースに再び異変が生じていたことを明らかにした。

 カーショーは2016年、椎間板ヘルニアのため長期離脱しており、ロバーツ監督も「クレイトンの過去を振り返ると、(痛めた箇所に対して)懸念はある。彼が無事である事を確認したい。医療スタッフが更に詳しく調べていくことになる。彼が身体的に問題ないと言う事をはっきりさせるために」と話したが、結果次第でDLに逆戻りも十分考えられ、次回登板も未定となった。

 今季のカーショーは、8試合に登板して1勝4敗、防御率2.76。WHIPは1.12と不本意な数字が並んでいる。降板後は「(背中の張りが投球に)どのくらい影響したかはわからないよ。ただ確実に言えるのは、素晴らしくなかったってことだ」と浮かない表情。「とにかくイライラするし、がっかりしているよ。チームに貢献できないんだからね。MRIの結果がどうなるかだね」と、いら立ちを隠せない様子だった。

 前田健太投手も5月30日に右股関節の張りでDL入り。先発陣が手薄になっている。この日の試合も、結局1-2で競り負け、26勝30敗と苦しい戦いが続くドジャース。ロバーツ監督が頭を痛める日々が続きそうだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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