ホークス快勝、千賀の6回途中降板に工藤監督は「今日は球数というところ」

ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

スタメンを外れた松田とは「また本人とも話をしてきたい」

■ソフトバンク 6-2 DeNA(1日・ヤフオクドーム)

 1日、ソフトバンクは横浜DeNAとの初戦を千賀滉大の好投と3発の本塁打で制し、交流戦は開幕から4連勝とした。

 投げては千賀が6回途中1失点の好投。打っては上林誠知、甲斐拓也、柳田悠岐のアーチ共演。昨年秋の日本シリーズの再現となったカード初戦は、ソフトバンクの快勝に終わった。「いいホームランが出てよかった。上林くんは左ピッチャーからスライダーをうまくためて打ってくれた。(左投手を)打てない時に本人が練習を工夫しながらやっていたからね」と、苦手とする左腕からの豪快弾を工藤公康監督も素直に喜んだ。

 先発の千賀は5回2/3、96球での交代となったが「今日は球数というところ」と、イニング途中での交代理由を説明。右前腕部の張りで抹消されての復活登板であったこと、マメを潰して登板日がずれたことを考慮して「あの辺までいってくれればとイメージしていた。(長いイニングは)また次回」と話す。
 
 さらに、この日スタメンを外れた松田宣浩について「いろいろと話はしました。本当にやってもらわないといけない選手であることも伝えてあります。また、本人とも話をしていきたい」と語り、2日以降も松田と直接話をしながら、今後の対処を考えていくようだ。

 これで交流戦開幕から4連勝。しかし、パ上位の2チームもなかなか負けてはくれない。しばらく直接対決がないだけに、まずはホークスも負けないことが何より大切だ。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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