大谷&トラウト&シモンズ以外も奮起を…米メディアがエンゼルス野手に“喝“

「スター選手を支えるために更なる手助けが恐らく必要になってくる」

 いったいどの選手の頑張りが必要なのか。記事で挙げられているのは3選手だ。「アルバート・プホルスはおそらく残された力を振り絞っている最中なので、他に目を向ける必要がある。イアン・キンズラー、ザック・コザート、コール・カルフーンらはどうだろうか?」。史上32人目の通算3000安打を達成したレジェンドのプホルスは衰えが見られるものの、主砲のトラウトが絶大な信頼を寄せるなど存在感は大きく、人格者としてもチームに与える影響は大きい。そこで、その他の3人の主力選手に注目している。

 まずはキンズラー。2016年に打率.288、出塁率.348、長打率.484、28本塁打をマークした強打の二塁手は、今季ここまで打率.204、出塁率.276、長打率.315、3本塁打。この成績は「受け入れがたい」という。さらに、昨季レッズで打率.297、出塁率.385、長打率.548と打撃面で“開眼”したコザートも、打率.232、出塁率.310、長打率.395と苦戦。「もっと良い成績を残せるはず」だが、2016年までは目立った打撃成績を残してきた選手ではなく、「この(昨年の)数字が異常値だと言うなら、彼は現在のような打撃成績を続けることになる」という。そして、絶不調のカルフーンに至っては、ここまで打率.147という超低空飛行。ホームランも1本しか打てておらず、打点は「11」しかない。

 今季加入したキンズラー、コザート、そして昨年まで主軸の1人としてエンゼルスを牽引してきたカルフーンの浮上がなければ、打線は低調なまま。救援陣だけでなく、攻撃陣の奮起も不可欠だ。

「エンゼルスは近年良い活躍をしてきたサポート役の野手を抱えている。エンゼルスがプレーオフにたどり着くためには、スター選手を支えるためにキンズラーやコザート、カルフーン、ヤング、バルブエナからの更なる手助けが恐らく必要になってくる」

 特集では、こう指摘している。プレーオフ進出へ、早くも正念場を迎えているエンゼルス。チーム全体での底上げができるだろうか。

(Full-Count編集部)

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