大谷、3戦ぶり安打は164キロの“ミサイルヒット” 45歳コロンから右中間二塁打

第1打席に痛烈な二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
第1打席に痛烈な二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

3試合連続ノーヒットでストップ、米メディア「ちょっとしたスランプを破った」

 エンゼルス大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「5番・DH」でスタメン出場。メジャー最年長45歳のバートロ・コロン投手と対戦し、第1打席に右中間を破る強烈な二塁打を放った。レンジャーズの“大谷シフト”の頭上を痛烈なライナーで抜けた打球は時速163.7キロを記録。野手として出場4試合ぶりの“ミサイルヒット”を「ちょっとしたスランプを破った」「幻惑されず」と地元メディアも速報している。

 コロンとは2度目の対決となった大谷。初回、プホルスの8号先制2ランでリードを奪った直後に打席に立つと、2ボールからの3球目、86マイル(約136キロ)のツーシームを完璧に捉えた。

 高速の打球は右中間を破る二塁打に。MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」専門記者、デビッド・アドラー氏はツイッターで二刀流のスーパースターの一打を速報した。

「バートロはショウヘイ・オオタニを幻惑することはできなかった。センター深くに時速101.7マイル(約163.7キロ)の二塁打を放った」

 センター方向に強打を放つ大谷対策として、遊撃手が二塁ベース後方に寄るレンジャーズ守備陣の“シフト”を破るミサイルのようなヒットは時速163.7キロを記録したことを紹介していた。

 4月10日(日本時間11日)の初対戦時には、コロンの前に代打で二ゴロに終わっていた大谷。しかし、百戦錬磨の投球術を誇る右腕を今回は攻略した。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者も「ショウヘイ・オオタニが二塁打を放ち、ちょっとした無安打のスランプを破った」とツイート。久々の一撃に米メディアも大いに盛り上がっていた。

 大谷は4-0で迎えた3回無死一、二塁の第2打席は3ボール1ストライクから5球目で四球を選び、無死満塁の絶好機として追加点につなげた。さらに、レンジャーズ2番手ジェシー・チャベスと対戦した第4打席は、6-0の6回先頭でフルカウントから6球目の87マイル(約140キロ)の高めツーシームで見逃し三振だった。

(Full-Count編集部)

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