日本ハム、3連勝で西武とゲーム差なし！　大田、中田、レアード3発乱れ打ち

31勝21敗とし、今季最多の貯金10に

■日本ハム 9-3 中日（2日・札幌ドーム）

　日本ハムが3連勝で、首位・西武にゲーム差なしに並んだ。2日、本拠地・札幌ドームで行われた中日戦。大田泰示、ブランドン・レアード、中田翔と中軸3人にアーチが飛び出して快勝。貯金を今季最多の10とした。

　ハム打線の爆発力が如何なく発揮された。初回、中日先発ガルシアの立ち上がりをつかまえた。1死一、二塁で中田が先制の適時二塁打を放つと、相手守備の野選、杉谷の中前適時打で幸先よく3点を先制した。

　先発の浦野が4回までに同点に追いつかれたが、5回に大田が11号ソロを放って勝ち越し。7回にはレアードが11号ソロを放ち、ここでセ・リーグ防御率トップだったガルシアをノックアウト。さらに中田が、代わった伊藤から2者連発となる13号ソロを放ってリードを広げた。

　その後もリードを広げた日本ハムは快勝で31勝21敗の貯金10に。勝率の差で2位は変わらずも、首位西武とのゲーム差がついに無くなった。

　中日は先発のガルシアが6回2/3を投げて6安打2本塁打5失点で降板。2番手・伊藤が1死を取るまでに4点を失い、大敗を喫した。交流戦1勝4敗となり、最下位ヤクルトが0.5ゲーム差に迫ってきた。