田中将大、6回途中4失点粘投&自身5連勝で7勝目 ヤ軍24人目の通算700K到達

オリオールズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
オリオールズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

今季自己ワースト3被弾もリード守る、ヤンキースは4連勝で首位キープ

 ヤンキースの田中将大投手が2日(日本時間3日)、敵地オリオールズ戦で先発登板に臨み、6回途中4失点で7勝目(2敗)を挙げた。この日は今季自己ワーストとなる3本の本塁打を浴びたが、味方打線の援護もあり、自身5連勝。球団史上24人目となるメジャー通算700奪三振にも到達した。8-5で勝利したヤンキースは4連勝でア・リーグ東地区首位を守った。

 この日は悪天候で試合開始が遅延する中、初回1死からジョーンズにソロ弾を浴びて先制点を献上。しかし味方打線が2回にアンドゥハーの2ランで逆転に成功すると、その後は粘りの投球でリードを守った。

 2回を無失点に抑えると、スタントンの2ランが飛び出した直後の3回は1死からリカードに左翼へソロ弾を被弾。それでも1死一塁からマチャド、トランボと2者連続で空振り三振に仕留めた。4回も先頭のスクープにレフトへ二塁打を浴びたものの、マンシーニを空振り三振、デービスを二ゴロ、バレンシアを空振り三振に。5回も先頭のシスコに右前安打を浴びたが、リカードを二飛、ジョーンズを三ゴロ併殺に仕留めて踏ん張った。

 しかしヤンキースがさらに2点を追加して6-2とした直後の6回、先頭のマチャドに左翼へソロ弾を被弾。続くトランボを空振り三振に仕留めたが、スクープに安打、マンシーニに四球で1死一、二塁となったところで降板した。その後、2番手ホルダーがタイムリーを浴びて田中に4失点目がついた。

 ヤンキースはその後も追加点を挙げて4連勝。田中は7勝目を手にした。この日は5回1/3で97球を投げ、8安打7奪三振1四球で4失点。3被弾は今季自己ワーストで防御率4.79となった。一方、この日の3回にマチャドから三振を奪った時点でヤンキース史上24人目となる通算700奪三振に到達した。

(Full-Count編集部)

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