7勝目の田中将大、3被弾もヤンキース監督は評価「全体的に見れば良い内容」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

田中、6回途中4失点で4勝目

 ヤンキースの田中将大投手が2日(日本時間3日)、敵地オリオールズ戦で先発登板し、6回途中4失点で7勝目(2敗)を挙げた。田中はこれで自身5連勝。8-5で勝利したヤンキースは4連勝でア・リーグ東地区首位を守った。試合後、アーロン・ブーン監督は右腕の投球について「マサは我々に必要なものをもたらしてくれた」と評価した。

 田中はこの日、5回1/3で97球を投げ、8安打7奪三振1四球で4失点という内容。自己ワーストの3被弾を喫し、防御率は4.79となった。一方、要所で三振や併殺に打ち取る場面もあり、メジャー5シーズン目でヤンキース史上24人目となる通算700奪三振にも到達した。

 試合後、ブーン監督は地元メディアの取材に対して「マサは我々に必要なものをもたらしてくれた。何本かホームランは許してしまったが、走者を置いての場面ではなかった」と話し、被弾がいずれもソロ弾だったことに言及。「(田中は)良かったと思うよ。長打は何本か許したが、走者がいる場面ではなかった。6回を投げきってくれればと思ったが、もしかすると少し疲れていたのかもしれない。全体的に見れば、良い内容だったと思う」と評価した。

 また田中が今季12登板で15本塁打を浴びていることを不安視しているかとの質問には「いいや。走者がいる場面で被弾せず、投げきれているうちはね」と否定し、「願わくばソロ弾を浴びるのも減るほうがいいが、ただ時に彼の投球にはついてまわることでもあると思っている」と話した。

(Full-Count編集部)

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