12試合連続無失点の平野佳寿「1歩でも日本にいる時より成長できたら」

マーリンズ戦に登板し好救援をみせたダイヤモンドバックス・平野佳寿【写真;Getty Images】
マーリンズ戦に登板し好救援をみせたダイヤモンドバックス・平野佳寿【写真;Getty Images】

1/3回を1安打無失点、防御率は1.82まで低下

 ダイヤモンドバックス平野佳寿投手が2日(日本時間3日)、本拠地マーリンズ戦で1/3回を1安打無失点とし、12試合連続無失点とした。チームはエース右腕のグリンキーが好投。打線も主砲のゴールドシュミットに8号先制ソロ弾が飛び出すなど、投打のかみ合った試合運びで6-2と快勝した。

 5点リードの7回2死一、二塁の場面で2番手としてマウンドに上がった平野は、この日2本の二塁打を放っていたカストロを4球で遊ゴロに仕留め、火消しに成功した。8回も再びマウンドへ上がると、先頭のリアルミュートにファウルで粘られた末に8球目で左前にヒットを許した。ここでマウンドを降りたが、後続の救援陣が無失点。「(7回は)ピンチで抑えられてよかった。大事なところだったんで。(降板後は)みんなが抑えてくれて、勝てたんでよかったです」と2連勝を喜んだ。

 これで連続無失点試合を「12」に伸ばした。「キャンプの時から自分のやりたい練習をやらせてもらったり、僕の知らなかったことを教えてもらったりしている」と、新しい環境で受ける刺激は多い。この日対戦した打者は2人とも初顔合わせ。開幕から約2か月が経過したが「新鮮な感じで投げています」と笑顔を浮かべた。

「そういうのを自分のプラスにして、1歩でも日本にいる時よりも成長できたらいいな、という気持ちでやっています」

 今季は27試合に投げて2勝0敗、10ホールド。防御率は1.82となった。34歳ルーキーの存在は、チームで日に日に大きさを増している。

(Full-Count編集部)

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