ソフトバンク、3戦3発8打点の上林 復調に感謝する2人の人物とは

ソフトバンク・上林誠知【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・上林誠知【写真:藤浦一都】

「もっとヒットを打ちたい」と贅沢な悩みも

■ソフトバンク 7-5 DeNA(3日・ヤフオクドーム)

 3日の横浜DeNA戦で3日連続となる6号本塁打を放った上林誠知。お立ち台にも3日連続で上がるなど、阪神戦での不振を一挙に振り払った。

 この日の上林は初回に貴重な同点タイムリー、3回にはファンの期待に応える見事な2ラン。第4打席では申告敬遠されるなど、3試合を通してDeNAベンチに恐れられる存在になった。初回のタイムリーから話を聞こうとうすると「あ、忘れてました」と上林。「昨日、一昨日とスライダーできてたので、真っすぐでくるだろうと思っていたら、案の定4球連続真っすぐでした」と読み通りの狙い撃ちだ。

 そして3回裏の見事な本塁打には「本当にどうしたんだろって。本当にびっくりしました」と自分でも予想外の結果になったと振り返る。「たまたまですよ。ホームランの数を見ればわかるようにホームランバッターではないんで。それよりもっとヒットを打ちたいです」と、何とも贅沢な悩みを打ち明けた。

 それでも、このカードの3連発はいずれも完璧な当たりでスタンドまで運んでいる。その要因を尋ねると、少しだけ考えた末に1人の打撃投手の名前を挙げた。

「この3日間、濱涯さんに投げてもらっているんですが、すごくいい球を投げてくれるし、左ピッチャーのイメージもできやすい」と、左のベテラン打撃投手・濱涯泰司さんのおかげだと感謝する。

 また気持ちの面でも恩人がいるという。「甲子園の3試合が終わって、夜1時ごろ寝ようとしたら兄ちゃんから電話があって、1時間くらい『切り替えろ』という話をされました。次の日起きてから(気持ちを)切り替えられました」と上林。「話が長いんですよ」と笑いながらも「細かいところまでチャックしてるんで助けられています」と、兄からの電話に素直に感謝の意を述べた。

 あまりの好調ぶりに「この後、事故らないか心配です」と報道陣を笑わせたが、少しでも長く今の調子を継続して、チームの交流戦最高勝率に貢献していきたい。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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