大谷、速度163キロの痛烈打球で一塁強襲 時速31キロの快走で2戦ぶり安打

快足を飛ばし内野安打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
快足を飛ばし内野安打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

先制点の呼び水となる貴重な一打

 エンゼルス大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、「5番・DH」で先発した本拠地レンジャーズ戦で2試合ぶりに快音を響かせた。2回に先制点の呼び水となる一塁強襲ヒットを放ったが、その打球速度は時速101.1マイル(約163キロ)、そして一塁までの到達速度は秒速28フィート(時速約31キロ)だった。MLB公式データ解析システム「スタットキャスト」担当のデービッド・アドラー記者が自身のツイッターで伝えている。

 前日は左腕2人の前に4打数無安打だった大谷だが、0-0の2回1死走者なしで迎えた第1打席、1ボールから2球目86マイル(約138キロ)内角カットを強振。一塁線に飛んだ時速163キロの鋭い打球は、一塁グズマンを襲う内野安打となった。グズマンは何とか打球を止めたものの、一塁ベースに送球できず。快足を飛ばした大谷は2試合ぶりのヒットを記録した。

 アドラー記者によれば、ホームから一塁ベースまで疾走した大谷の“快足”は秒速28フィート=時速約31キロ。徐行運転の車に匹敵する速さで掴んだヒットをきっかけに、チームは3連打で2点の先制に成功した。

(Full-Count編集部)

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