ホークス柳田が挑む平成最後の3冠王 打率、本塁打、打点でカギになるのは?

ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・柳田悠岐【写真:藤浦一都】

ここまで打率トップ、本塁打、打点はリーグ2位

 1人の選手が1シーズンに首位打者、最多本塁打、最多打点の3つの打撃タイトルを獲得することを“3冠王”という。そして、平成最後のシーズンで福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手の3冠王達成に期待がかかる。

 柳田の打撃3部門の成績を見てみると、打率はリーグトップの.366、本塁打はリーグ2位の13本、打点もリーグ2位の44打点と、3年ぶりのトリプルスリーどころか、かなり気は早いが3冠王も夢ではない。

 長いプロ野球の歴史の中で2リーグ制後、この3冠王に輝いたことのある選手は、野村克也氏、王貞治氏(2度)、落合博満氏(3度)、ブーマー氏、バース氏(2度)、松中信彦氏のわずか6人。

 平成に入ってから3冠王となった選手は、29年間で2004年(平成16年)の松中氏のみ。そして平成という元号も今年で最後となり、2019年5月1日から新元号になる予定だ。平成最後のシーズンで、柳田が松中氏以来となる3冠王に輝くか注目が集まる。

15、17年に30本塁打を放ったが、14、16年は10本台

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