ホークス柳田が挑む平成最後の3冠王 打率、本塁打、打点でカギになるのは?
15、17年に30本塁打を放ったが、14、16年は10本台
柳田選手は現在、打撃3部門でリーグトップ3に入る活躍を見せているが、昨年も打率がリーグ2位の.310、本塁打がリーグ3位の31本、打点もリーグ2位の99打点と、パ・リーグの選手では打撃3部門で唯一、トップ3入りを果たした。
打率は2014年以降、毎年3割を記録。トリプルスリーを達成した2015年は打率リーグトップの.363、本塁打と打点がリーグ3位の34本塁打、99打点を記録した。この3年間で2度打撃3部門でトップ3に入るなど、3冠王を獲得してもおかしくない存在だ。
この3部門の中で、柳田選手にとって難易度が高いのが本塁打ではないだろうか。2015年と2017年は30本塁打以上放ったが、2014年と2016年は10本台。今年も昨年と同じようなペースで本塁打を量産することが3冠王へカギを握るだろう。
平成最後のシーズンで柳田選手が“3冠王”に輝くのか…。それとも今年も3冠王を達成する選手が現れず、松中氏が平成唯一の3冠王となるのか…。今からシーズン終了後が楽しみだ。
●最近5年間の柳田選手の打撃成績
2014年 打率.317(3位) 本塁打15(13位) 打点70(10位)
2015年 打率.363(1位) 本塁打34(3位) 打点99(3位)
2016年 打率.306(5位) 本塁打18(11位) 打点73(10位)
2017年 打率.310(2位) 本塁打31(3位) 打点99(2位)
※()はリーグ順位
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)