大谷二刀流に元メジャー球団社長が異論「私なら一つの道で桁外れの存在に」

大谷は投打の二刀流でセンセーショナルな活躍を続けている【写真:Getty Images】
大谷は投打の二刀流でセンセーショナルな活躍を続けている【写真:Getty Images】

「オオタニのプレーを見るのは大好きだが…」

「オオタニのプレーを見るのは大好きだが、彼は現時点で打者としては300打席、投手としては130イニングのペースだ。彼はマウンドで活躍している。打撃もいい。だが、個人成績でみれば平均的だ。

 二刀流ということを考えれば、エキサイティングなことだ。私も彼は二刀流を実現できるというグループの一人だが、開幕前に我々が話していたことがまだ私の頭の中に残っている。片方に集中してサイ・ヤング賞やMVPを獲得するのはどうだろう、ということがね」

 サムソン氏はこう語り、「二刀流で平均を少し上回るだけなら、私なら一つの道で桁外れの存在になりたい」とも付け加えている。

 大谷はここまで投手として8登板で45回1/3を投げ、4勝1敗、57奪三振、防御率3.18。打者としては33試合で128打席に立ち、113打数32安打、打率.283、6本塁打、20打点、1盗塁、出塁率.367、長打率.531となっている。

 メジャーで100年ぶりの道を切り開く大谷に対し、マーリンズ前社長は“一刀流”を極めるべしという持論を展開していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY