今年もソフトバンクは交流戦“番長”! 通算勝率6割超、ここ5年では7割超

ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

パの勝ち越し数の72.4%がソフトバンク、交流戦通算200勝目前

 交流戦の第1週が終わった。2005年に始まった交流戦は、今年で14回目となるが、すっかり定着した。

 交流戦では過去13回で12回、パ・リーグが勝ち越している。今年もパが21勝14敗と大きく勝ち越している。なかでもソフトバンクは6戦全勝と圧倒的な強さを見せている。これは今年だけの傾向ではない。ソフトバンクは交流戦で圧倒的に強いのだ。

 交流戦の球団別通算勝敗

1ソフトバンク198勝114敗12分.635
2日本ハム172勝142敗10分.548
3ロッテ168勝142敗14分.542
4巨人164勝151敗9分.521
5西武161勝156敗7分.508
6中日158勝156敗10分.503
7オリックス155勝161敗8分.491
8阪神154勝160敗10分.490
9ヤクルト148勝168敗8分.468
10楽天148勝171敗4分.464
11広島139勝174敗11分.444
12DeNA123勝193敗7分.389

セ・リーグ 886勝1002敗55分.469
パ・リーグ 1002勝886敗55分.531

 パ・リーグは6月3日には通算1000勝を挙げた。ソフトバンクは唯一勝率6割超え。勝ち越しは「84」になるが、これはパ・リーグ全体の勝ち越し「116」の72.4%にあたる。パは6球団のうち4球団が勝ち越してはいるが、パが圧勝しているのはソフトバンク1球団の力によるものと言っても過言ではない。過去13回中7回優勝。ソフトバンクはあと2勝で、交流戦初の通算200勝に到達する。

打倒ソフトバンク一番手のセ球団は広島、ここ5年で勝ち越しに転じる

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