広島の37歳永川が2年ぶり1軍登板 2回無失点にファン大声援「嬉しかった」

永川勝浩の通算成績
永川勝浩の通算成績

ベテランの好投に緒方監督は「また次も頑張ってもらいたい」

■日本ハム 8-4 広島(7日・マツダスタジアム)

 広島の永川勝浩投手が、今季初の1軍登板を果たした。7日、本拠地マツダスタジアムで行われた日本ハム戦で2年ぶりのマウンドへ。4点ビハインドの8回から登板した右腕は2安打を許したが、8、9回を無失点に抑え、敗色ムードに沈んでいた広島ファンで埋まったスタンドから大きな声援を受けた。

 1軍登板は2016年5月25日の巨人戦以来。「足は震えなかったが、緊張した」という永川は2回無失点の投球に「負けている試合だったが、まずはこれを続けていきたい」と安堵の表情。約2年ぶりの登板は、いきなりの回またぎとなったが、「何イニングでも、投げさせてもらえるのであれば投げたい。これが今の自分の仕事」と力を込めた。

 「松坂世代」の37歳の右腕は、かつて広島の守護神として君臨し、通算165セーブは、現在でも球団歴代1位の記録となっている。全盛時の150キロ超の速球と落差の大きいフォークの投球スタイルは影を潜めたが、この日の登板ではストレートは147キロを記録し、スライダーで中田から三振も奪った。リリーフ陣が崩壊状態のチームで、数々の修羅場をくぐった経験豊富な右腕に、緒方監督も「いいボールを投げていた。また次も頑張ってもらいたい」と期待する。

 地元出身の永川の復帰登板に、アウトを取るたびに、スタンドからは大きな声援が起きた。「1年半、投げられなかったピッチャーに、これだけの声援をもらえて嬉しかった」と、ファンに感謝した永川。「本当は勝っている試合で、みんなで喜びたい」と3連覇を目指すチームの戦力として完全復活を遂げることを誓っていた。

(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)

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