前田健太がブルペンで力強い27球 順調回復に指揮官「来週登板の可能性」

ブルペン投球を行ったドジャース・前田健太【写真:盆子原浩二】
ブルペン投球を行ったドジャース・前田健太【写真:盆子原浩二】

右股関節の張りで31日からDL入り

 右股関節の張りで10日間の故障者リスト(DL)入りしているドジャース前田健太投手が8日(日本時間9日)、本拠地ブレーブス戦の前にブルペンで投球練習を行った。

 デーブ・ロバーツ監督、リック・ハニーカット投手コーチ、メディカルスタッフらが見守る中、ブルペンに入った前田はワインドアップから9球、セットから18球の計27球を投げ込んだ。力のこもった投球練習に、指揮官は思わず感嘆の声をもらすほどだった。

 ロバーツ監督は「今日のケンタのブルペンは非常にアグレッシブで、強度も高く、いい球を投げていた」と高評価。「制球も非常に良かった。来週のどこかで登板する可能性があると思う。我々にとって励みになる」と、早ければ来週にもDLから復帰する可能性を示唆した。

 前田は29日(同30日)の本拠地フィリーズ戦に先発したが、右股関節の違和感を訴え、メジャー移籍後最短となる2回途中で降板。翌日にDL入りしたため、最短では9日(同10日)から戦列復帰が可能になるが、順調にいけば12日(同13日)からの本拠地レンジャーズ2連戦、15日(同16日)からの本拠地ジャイアンツ3連戦のいずれかで、先発マウンドに復帰することになりそうだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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