田中将大、走塁で両もも裏に張り「びっくりした」 次回先発は10日の診察次第

5回、犠飛で同点となるホームを踏んだヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
5回、犠飛で同点となるホームを踏んだヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

5回まで1失点の好投も…本塁へのタッチアップで張り「明日以降詳しく分かる」

 ヤンキースの田中将大投手は8日(日本時間9日)の敵地メッツ戦で5回1安打1失点と好投したものの、75球で緊急降板した。試合後、田中は6回のタッチアップの際に両ハムストリングに張りを感じたことを明かし、詳しい状況が分かるのは9日(同10日)に再検査を受けてからになると説明した。

 田中は初回に二モに先頭打者弾を被弾したものの、その後は13者連続アウトなど、5回まで圧巻の投球。しかし、6回の攻撃でアクシデントがあった。田中は1死から相手のエラーで出塁し、その後三塁まで進むと、1死満塁の場面でジャッジの犠飛で生還。本塁突入の際にバランスを崩す場面があった。

 試合後、地元メディアの取材に応じる様子を地元TV局「YESネットワーク」がツイッターで公開。田中はタッチアップの際にハムストリングに張りを感じたことを明かした上で「(試合後も)やっぱり張りはまだ感じています」と話した。走塁の前までは感じていなかったとい、両足ともに同じような状態でああることも説明した。

 次回の先発登板については「明日ドクターに見てもらえるので、また明日以降詳しく分かっていくんじゃないかなと思いますね」と言及。MRI検査などについても、「ドクターと話して(から決める)という感じだと思いますね」とした。普段はDH制のあるア・リーグでプレーしており、交流戦で打席に立たないことに不安はあるか、との質問には「そこは全然不安はなかったんですけど……だからびっくりしましたね」と答えていた。

 チームは8、9回に計3点を奪って4-1で勝利。地区首位と好調を維持しているだけに、田中が離脱とならないことを願いたいところだ。

(Full-Count編集部)

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