二刀流・大谷の負傷離脱をエンゼルスOB嘆く「巨大な痛手」「投打の代役を」

故障者リスト入りが発表されたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
故障者リスト入りが発表されたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ソーシア監督もガッカリ「巨大な痛手」「投打の代役を」

 右肘内側側副靱帯にグレード2の損傷があることが判明し、8日(日本時間9日)に10日間の故障者リスト(DL)に入ったエンゼルス大谷翔平投手。多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射を受けた右腕は、今後はノースロー調整とトレーニングを行い、3週間後に再検査を受けることが決まった。投打両面でチームに大きく貢献していた二刀流の離脱に、メジャー通算132勝のエンゼルスOBも「巨大な痛手」と嘆いている。

 地元ロサンゼルスで試合を中継するテレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」では、中継冒頭に二刀流スターに関する残念な知らせを伝えた。

「今日の試合について話す前に、オオタニがDLに入ってしまいました。これはチームにとって巨大な痛手です」と実況のビクター・ロハス氏が語ると、実況解説務めるマーク・グビザ元投手は心配そうな表情で同調した。

「間違いありません。彼はとてもよくバットを振れていました。6本塁打です。そして、マウンドでは4勝1敗でした。投手としてだけではなく、打者としても代役を見つけないといけない。これはエンゼルスにとって大きな事態です」

 大谷は先発投手として貢献するだけではなく、右打者の多いエンゼルス打線における貴重な左打者として、主に5番を任されていた。エンゼルスのマイク・ソーシア監督は「重要な選手を2名失うようなもの」と話していたが、エンゼルスOBも二刀流スターの離脱が与える影響の大きさを危惧していた。

(Full-Count編集部)

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