前田健太が復帰に前進 11日にブルペン入り 指揮官「順調ならローテ復帰」

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

先発手薄のドジャース、9日には先発ビューラーが緊急降板

 右股関節の張りで10日間の故障者リスト(DL)入りしているドジャース前田健太投手。8日(日本時間9日)の試合前にブルペンで27球を投げていたが、10日(同11日)に2度目のブルペン投球を行うことになった。デーブ・ロバーツ監督が9日(同10日)の試合前に発表したもの。順調ならば、来週中にも先発ローテ復帰となる。

 前日は先発ビューラーが肋骨に痛みを訴え、緊急降板したドジャース。エース左腕カーショー、ベテラン左腕ヒルも故障中で、先発が手薄になっている。そんな中、復帰に向けて順調な歩みを続ける前田にかかる期待は大きい。指揮官は「ケンタは明日ブルペンで投げる。その後で具体的な予定が見える。順調ならローテに復帰させられるだろう」と話した。

 前田は29日(同30日)の本拠地フィリーズ戦に先発したが、右股関節の違和感を訴え、メジャー移籍後最短となる2回途中で降板。翌日にDL入りしたため、最短では9日(同10日)から戦列復帰が可能になる。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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