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昭和、平成の名選手たちが受賞してきた月間MVP 歴代最多受賞者は一体誰?

6月7日、NPBの5月の月間MVPが発表された。セ投手は広島・大瀬良大地、野手は中日のソイロ・アルモンテがともに初受賞。パ投手は楽天の岸孝之が3度目、野手はソフトバンクの柳田悠岐が5度目の受賞となった。

左から中日・アルモンテ、広島・大瀬良、ソフトバンク・柳田、楽天・岸【写真:荒川祐史】
左から中日・アルモンテ、広島・大瀬良、ソフトバンク・柳田、楽天・岸【写真:荒川祐史】

5月の月間MVPは広島・大瀬良、中日・アルモンテ、楽天・岸、ソフト柳田

 6月7日、NPBの5月の月間MVPが発表された。セ投手は広島・大瀬良大地、野手は中日のソイロ・アルモンテがともに初受賞。パ投手は楽天の岸孝之が3度目、野手はソフトバンクの柳田悠岐が5度目の受賞となった。

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 月間MVPは、MLBのプレイヤー・オブ・ザ・マンスに範をとって、1975年セ・リーグが創設した。1979年にはパ・リーグも導入。当初は投手、野手の中から月に1人を選出していたが、1989年以降は投手、野手各1人、両リーグで毎月4人が選出されるようになった。

 その月の下旬に候補選手が発表され、その中から各部門1名が選出される。表彰月は4月から9月までの6か月。4月には3月の成績、9月は10月の成績が含まれる。東日本大震災で開幕が遅れた2011年は10月も表彰された。

 セ・リーグの初代月間MVPは1975年4月阪神の田淵幸一、パは1979年4月、日本ハムの高橋直樹だ。古くは王貞治や張本勲も受賞している。2018年5月の時点で創設以来、のべ855人が月間MVPになっている。

受賞回数10傑

1田中将大 12回
2イチロー 10回
3杉内俊哉 9回
3A.ラミレス 9回
5川上憲伸 8回
5小笠原道大 8回
5山本昌 8回
8松井秀喜 7回
8金子千尋 7回
10落合博満 6回
10松中信彦 6回
10松井稼頭央 6回
10佐々岡真司 6回
10阿部慎之助 6回
10A.カブレラ 6回

 1位の田中将大は、2009年4月、2009年8月、2010年5月、2011年6月、2011年7月、2011年10月、2012年6月、2013年5月、2013年6月、2013年7月、2013年8月、2013年9月に受賞。特に2013年は、球史に残る24勝0敗という圧巻の成績を残しただけに、4月こそ西武の牧田和久が月間MVPを獲得したが、5月以降、5か月連続で受賞。年間5回の受賞も、5か月連続受賞も史上1位だ。

 打者ではイチローが1994年6月、1994年8月、1995年6月、1996年8月、1997年6月、1998年6月、1998年7月、1999年5月、1999年7月、2000年7月の10回受賞。シーズン210安打を記録しブレークした1994年には2回受賞している。

 殿堂、名球界入りするような名選手、大選手は少なくとも数回は月間MVPを受賞しているものが、谷繁元信は受賞なし。鳥谷敬、宮本慎也らは1回だけだ。守備での貢献度が高く、長打力がない選手はやや不利になっている。

現役受賞回数5傑。

1杉内俊哉(巨) 9回
2金子千尋(オ) 7回
3松井稼頭央(西) 6回
3阿部慎之助(巨) 6回
5柳田悠岐(ソ) 5回
5内川聖一(ソ) 5回
5菅野智之(巨) 5回
5山田哲人(ヤ) 5回

 月間MVP受賞5回の5位グループが熱い。各球団を背負って立つ主力選手が並んでいる。この中から田中将大、イチローの記録に迫る選手が出てくるだろう。月間MVPにも注目していきたい。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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