前田健太がブルペン30球 14日先発濃厚「いい内容いい結果を残せるように」

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

張りを感じていた右股関節は「痛みはほとんどない」

 ドジャース前田健太投手が10日(日本時間11日)、本拠地ブレーブス戦の前にブルペンで投球練習を行い、30球を投げた。ロバーツ監督は前田の復帰登板について「ケンタにとって水曜日がいいオプションだと思う」とし、13日(同14日)本拠地レンジャーズ戦での復帰が濃厚だとした。中14日の登板は、昨年5月10日から25日の登板間に並び、自身最長タイとなる。

 ハニーカット投手コーチや球団メディカルスタッフが見守る中、ブルペンで30球を投げた。その後、コーチらと話し合いを持った前田は「だいぶ良くなってきた。あとは試合で投げてっていう感じじゃないですか」と順調な仕上がりを窺わせた。

 張りを感じていた右股関節については「痛みはほとんどない」と話し、「あとは動きをスムーズに、元の動きに戻さないといけない。やっぱりかばったりとか、他のところを意識してしまうことがあるんで、そこをなくせればベストかな」と復帰に向けての調整ポイントを語った。

 13日に復帰となれば、本拠地ながら交流戦となる。これまで交流戦では8試合に先発し、4勝3敗、防御率3.64と上々の成績。「当たる回数が少ないからじゃないですかね。同じ地区とか(対戦が)多くなってくると、相性とかもいろいろ出てくる。少ないとあまり考えなくて済む。同じ地区以外はあまり当たらないんで、相性が出にくいだけかもしれないですけど。たまたまの可能性もありますよね」と謙遜した。

 囲み取材の始まりには、隣で取材を受けていたプイグが乱入。「How do you feel?(どんな感じだ?)」と聞かれると「good(いいよ)」と返事。「When are you coming back?(復帰はいつ?)」という直球の質問も受けたが「I don’t know(分からないよ)」とかわした。

 チームは先発投手に怪我人が続出。前田の復帰を誰もが待ち望んでいる。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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