大谷翔平、右肘手術を指揮官が改めて否定 「そういった話はしていない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

8日に多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射を受け、3週間後に再検査

 右肘の内側側副靭帯の損傷により10日間の故障者リスト(DL)入りしたエンゼルスの大谷翔平投手。7日(日本時間8日)にロサンゼルスで多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射を受けた右腕に米メディアは右肘靱帯再建手術(トミー・ジョン手術・TJ手術)の可能性も指摘しているがマイク・ソーシア監督は11日(日本時間12日)、敵地マリナーズ戦の試合前に「私もGMもメディカルスタッフも含めそういった話はしていない」と否定した。

 大谷は右肘内側側副靱帯にグレード2の損傷を負い、7日(同8日)にロサンゼルスで多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射を受け、3週間後に再検査を受けるまでノースロー調整を行っている。今後の予定については「3~4週間後に改めて彼の肘の状態を確認することになる。正しい方向に進むために、治療を含めあらゆることを行っていく。昨日、治療を受けていた」と明かした。

 また、肘に負担のかからない打者としての復帰は可能かと問われ「打者として先に戦列復帰できる可能性があるかは、医療スタッフの判断を待ってから決める。メカニック的に見て、打撃が肘に影響があるのか、やめておいた方がいいのかどうか。3~4週間のうちに再検査して決めていく」と、今後の状態次第であることを口にした。

 開幕から投打の二刀流として活躍してきた大谷の離脱はチーム、本人にとってもショックは大きいが「明るい将来が待つ23歳の選手なら誰でも、今回の診断結果に少々がっかりするものだ。しかし、予後に関しては我々(エンゼルス)全員が良い感触を得ている。状態が改善されることを祈っている」と、復帰を信じてた。

(Full-Count編集部)

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