ヤクルト3連勝で交流戦首位攻防戦制す 西武は3連敗、カスティーヨ危険球退場

ヤクルトが交流戦首位攻防初戦を勝利
ヤクルトが交流戦首位攻防初戦を勝利

バレンティンの2点適時打で奪ったリードを投手陣が守る

■ヤクルト 3-1 西武(12日・県営大宮)

 ヤクルトが3連勝で、交流戦首位攻防戦第1ラウンドを制した。12日、県営大宮球場での西武戦。3回にバレンティンの2点タイムリーで先制すると、先発の石川が西武打線を1失点に封じ込む好投。わずか3安打で3点を奪い、交流戦最高勝率に向けて前進した。

 波乱含みの試合をモノにした。3回、藤井と川端への死球、山田への四球で満塁とすると、バレンティンが西武先発のカスティーヨから中前への2点適時打を放って先制。4回には中村が頭部死球を受け、カスティーヨは危険球退場。球審からは両球団に警告試合が宣告され、球場が騒然とする中で、2死一、三塁から山田が適時二塁打を放って1点を追加した。

 先発の石川は西武打線を6回まで2安打に抑える好投。7回に山川の右前安打、外崎への四球で無死一、二塁となったところで降板となったが、4勝目。2番手近藤がピンチを凌ぐと、その後もリリーフ陣がリードを守り抜き、交流戦10勝目(2敗)をあげた。

 西武は先発のカスティーヨが3つの死球を与える大乱調。4回に中村の頭部に死球を与えて危険球退場となり、3回1/3で1安打6四死球で3失点。リリーフ陣はその後得点を許さなかったが、打線が石川らヤクルト投手陣を攻略出来ずに3連敗。交流戦首位のヤクルトとの差は3ゲームとなった。

(Full-Count編集部)

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