MLB球宴ア中間発表 大谷はDH部門で3位 最多得票はベッツの74万8872票

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

捕手&内野手はラテン系選手がトップ独占

 MLBは12日(日本時間13日)、第89回オールスターゲームのファン投票中間発表を行った。前日のナ・リーグに続き、この日はア・リーグを発表。開幕以来二刀流の活躍を続けてきたが、右肘内側側副靱帯の損傷で故障者リスト(DL)入りしたエンゼルス大谷翔平投手が、DH部門で21万8981票を獲得して3位に入った。

 大谷は投手としては9試合に先発し、4勝1敗、防御率3.10の成績、打者としては34試合に出場し、6本塁打20打点、打率.289と、投打にわたる貢献を見せていた。だが、6日(同7日)の本拠地ロイヤルズ戦に登板後、右肘の負傷が発覚し、現在は治療に励んでいる。

 DH部門でトップに立ったのは、レッドソックスのJ.D.マルティネス外野手で51万3415票を獲得。2位にはヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が23万1885票で続いた。

 ア・リーグ最多得票は、今季打撃絶好調のレッドソックスのムーキー・ベッツ外野手。74万8872票を獲得し、両リーグ合わせても最多となった。ア・リーグは各球団で票が割れる傾向で、捕手部門はヤンキースのゲイリー・サンチェス(33万6280票)、一塁部門はホワイトソックスのホセ・アブレイユ内野手(26万7812票)、二塁部門は昨季MVPのホセ・アルトゥーベ内野手(70万1236票)、三塁部門はインディアンスのホセ・ラミレス内野手(44万3234票)、遊撃部門はオリオールズのマニー・マチャド内野手(32万1887票)とラテン系選手が独占した。
 
 外野の先発枠にあたるトップ3には、ベッツの他にエンゼルスのマイク・トラウト外野手(63万9822票)とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(54万1983票)が入った。

 今季で89回目を迎えるオールスターは、7月17日(同18日)にワシントンDCにあるナショナルズパークで開催される。

【一覧】2018年オールスター、ア・リーグDH部門中間発表結果

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