オリックス金子7回途中2失点の粘投 3勝目も反省「投げ切りたかった」

オリックス・金子【画像提供:(C)PLM】
オリックス・金子【画像提供:(C)PLM】

7回に松山、新井に2者連続ホームランを浴び降板

■オリックス 8-2 広島(14日・京セラドーム)

 オリックスの金子千尋投手が“お得意様”相手に3勝目を挙げた。14日、京セラドームで行われた広島戦で6回0/3、6安打2失点の粘投を見せた。試合後は「序盤はランナーを出しながらでしたが、バックのいい守備に助けてもらい0を並べることができました。結果的に回の途中で降板しているので、投げ切りたかった」とコメントとした。

 ここまで対広島戦は6試合に登板し2勝1敗、防御率0.83と抜群の相性を誇っていた右腕がこの日も先発の役割を果たした。

 初回を3者凡退に打ち取ると、2回2死二塁から野間に右前打を浴びたが、右翼・西村が本塁へ好返球を見せピンチを切り抜けた。その後も得点圏に走者を背負いながらも打たせて取る投球で6回まで無失点と好投を続けた。

 5点リードの7回に先頭の松山、新井に2者連続本塁打を浴び2点を失ったところで降板。イニング途中での降板に右腕は「何とか逃げ切りたかったです。2本目のホームランはしっかりと切り替えて投げなければいけませんでした。後ろの投手に助けてもらった」と反省を口にした。

 今シーズンは5月30日中日戦の7回を投げたのが最長イニングとなっている。「展開からしても完投が一番よかった。今週はまだ3試合あるので。勝ちパターンの投手も使っているので。早く完投したいです」。3勝目を挙げたエースだったが終始反省の言葉を口にした。

(Full-Count編集部)

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