オズナ、新天地での呼び名は「イチロー」!? “師匠”の名前がついた理由は…

カージナルスのマルセル・オズナ【写真:Getty Images】
カージナルスのマルセル・オズナ【写真:Getty Images】

昨年までマーリンズでチームメート、イチローの“弟子”を自認していたオズナ

 マーリンズからカージナルスに移籍したマルセル・オズナ外野手が調子を上げてきている。昨季は打率.312、37本塁打、124打点と才能を完全に開花させた強打者は、主軸の一人と期待されてトレード移籍。4月は打率.250とスロースタートだったが、6月は打率4割と絶好調だ。今季は69安打のうち内野安打が10本と割合が多く、同僚からはマーリンズ時代の“師匠”の名前をとって「イチロー」と呼ばれているという。

「4番・左翼」でスタメン出場した13日(日本時間14日)の本拠地パドレス戦でも8号2ランを含む4打数2安打と活躍したオズナ。チームは2-4で敗れたものの、6月に入って12試合で5本塁打、14打点、打率.400と打線を牽引している。

 オズナといえば、マーリンズ時代には同じ外野手のイチローを師と仰いでいたことで知られる。イチローが加入1年目だった2015年には、春季キャンプから積極的にコミュニケーションをとり、日本語を教わるなどしていた。昨年限りで、ともにマーリンズを離れる結果となったが、新天地ではそんな“師匠”の名前で呼ばれているという。

 地元紙「セントルイス・ポスト・ディパッチ」は「カージナルスの予定通りにオズナの打撃の調子が上向いてきている」とのタイトルで特集を掲載。カージナルスが、昨季活躍したオズナの獲得を「切望」していたとしている。さらに、こんなエピソードも紹介している。

「カージナルスの選手の中には、マルセル・オズナを“イチロー”と呼ぶ選手もいた。このスラッガーがリーグトップの10本の内野安打を打っていたからである」

 記事ではこのように言及。さらに「スズキといえば、もちろん野球のレジェンドであるが、単打を量産する傾向はカージナルスがクリーンアップに求めているものではなかった。彼の長打率は出塁率のようであった」とも指摘。元々、長打力のあるオズナにカージナルスが期待していたのはクリーンアップの働きで、単打ではなくて長打を求めていたというのだ。

 6月に入ってからは長打率.778と驚異的な成績で期待に応えているオズナ。“師匠”の名前で呼ばれることは嬉しいかもしれないが、今年はもうその機会はないかもしれない。

(Full-Count編集部)

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