ロッテ・ボルシンガーが16日に先発 相手の巨人は「人気と実力のあるチーム」

ロッテのマイク・ボルシンガー【写真:細野能功】
ロッテのマイク・ボルシンガー【写真:細野能功】

ここまで7勝1敗、カード初戦先発涌井からの生情報を参考に

■ロッテ – 巨人(16日・ZOZOマリン)

 抜群の安定感を誇るロッテの新外国人マイク・ボルシンガー投手が今季8勝目を目指して、16日の巨人戦(ZOZOマリン)に先発する。今季ここまで9試合に登板して7勝1敗で勝率.875。規定投球回には届いていないが、防御率2.38と石川歩の2.31に匹敵しており井口資仁監督の信頼も厚い。

 「1イニング、1イニング集中しているのがいい結果になっている。(自分が投げる時は)打撃陣が打ってくれて、いいテンポで投げられる」と、ここまでの試合に関してバックの援護にも感謝しているボルシンガー。相手の巨人については「人気と実力があるチーム。しっかりしたピッチングをしたい」と語った。

 ビデオによる対戦相手の研究は常に続けているが、最も参考になるのは、チームメートの涌井からの生の情報だと言う。現在はカード頭の涌井に続く2戦目に投げるローテとなっており「試合前のミーティングで(涌井に)入ってもらい、相手がどう打ってくるか話してもらっている。自分も登板翌日のミーティングでは、投げた印象を(先発投手に)伝えている」。今月中旬にはローレン夫人が第1子を日本で出産予定。モチベーションはより一層の高まりを見せていることだろう。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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