ロッテ、平沢サヨナラ打は38イニングぶりタイムリー 井口監督「もっと上を」

ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】

9回に逆転でサヨナラ「最後の最後、大河が打ってくれたのは良かった」

■ロッテ 2×-1 巨人(17日・ZOZOマリン)

 ロッテは17日の巨人戦で0-1の9回に抑えのカミネロをとらえ、代打・三木の投ゴロで同点、そして、平沢の右前打で2-1のサヨナラ勝ち。交流戦の勝ち越しを決め、勝率も5割に戻した。

「打つ方が序盤に(点を)取れれば、もっと楽な勝ち方ができた。この3試合、タイムリーが全然出ず、その意味で、最後の最後、大河(平沢)が打ってくれたのは良かった」と井口監督。4月29日以来の先発だった酒居が6回まで5回のスクイズによる1失点に抑える粘りの投球も、打線は2回2死一、三塁、4回2死一、三塁であと一本が出ず。9回の平沢のサヨナラ安打が実に38イニングぶりのタイムリーヒットだった。

 楽天・梨田監督の辞任が16日に発表された。「非常に残念だし、見習うことのある監督。一緒にやれないのは寂しいが、人のチームのことを言ってられる場合ではない。自分のチームでまずしっかりやること。もっと、もっと上を目指してやっていきます」と井口監督。まずは交流戦最後の阪神戦(19日)に勝ち、貯金をつくって22日からの西武戦(ZOZOマリン)に臨みたい。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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