超アタリ年は2010年 ナバーロ加入の阪神、過去10年の助っ人打者の歴史は…

ナバーロはマートンになれるか

 助っ人が最も輝かしい活躍を見せたのは2010年のマートン、ブラゼルのコンビだろう。マートンは当時のシーズン最多安打記録を更新する214安打をマークし、ブラゼルも47本塁打を放った。ブラゼルは2012年までプレー。マートンは2015年まで在籍し、6シーズンで4度3割超を記録。阪神の歴代助っ人の中でも屈指の優良助っ人だった。

 2014年もマートンが打率.338を記録し、この年に加入したゴメスも26本塁打、109打点と好成績をマーク。なかなかの“当たり年”であった。

 その一方で、2013年にブラゼルの放出に伴い、獲得したコンラッドはわずか24試合の出場に終わり退団。マートンの退団で2016年に獲得したヘイグも、わずか31試合の出場だった。昨季は、獲得したキャンベル、ロジャースともに加入当初は大きな期待を寄せられたものの、蓋を開けてみれば、期待はずれに終わっている。

 果たしてナバーロはマートンのようになれるか、はたまたヘイグやキャンベルのようになってしまうのか……。深刻な得点力不足を解消し、リーグ優勝を目指す虎の救世主になってくれるか、注目だ。

(Full-Count編集部)

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