大谷、打席で“目慣らし” 地元TVも映像交え紹介「ニュースを待ちわびていた」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ブルペンの打席に立って確認「打撃に関して”セイゲンナシ"を期待」

 右肘内側側副靭帯損傷で戦列を離れているエンゼルスの大谷翔平投手。負傷直後の7日(日本時間8日)には多血小板血漿(PRP)注射と幹細胞注射を受けたが、そこから3週間後の28日(同29日)に再検査をして、その後の治療方針を決める予定となっている。22日(同23日)の本拠地ブルージェイズ戦の試合前にはブルペンの打席に立つ場面があり、地元テレビ局もその映像を紹介しながら「待ちわびていたニュース」と伝えている。

 この日はグラウンドに出てきて、体を動かした大谷。思わず両手でバットをスイングしてしまう場面も見られるなど、経過は良好のようだ。その後、右腕フェリックス・ペーニャが投球練習を行うブルペンの打席で構えて、“目慣らし”する姿も。マイク・ソーシア監督は「何もしていない時に失くなっていくのが、速度に対しての目の訓練。これをすることによって、次の段階でまた戻れるように訓練している」と説明し、「打撃に関しては来週の木曜日に再検査をして、”セイゲンナシ(制限なし)”を期待している」と日本語を交えて話した。

 さらに、エンゼルス戦を中継する「FOXスポーツ・ウェスト」は試合中にレポーターが「今日、みんながショウヘイ・オオタニのニュースを待ちわびていました」と“大谷情報“を伝えた。ブルペンでボールを見る大谷の動画も紹介し、「マイク・ソーシアによると彼はスイングをすることができません。しかし、足腰を鍛え、片手でスイングをしています。今日、ブルペンで打席に立つ彼を見ました。本番のピッチングを見て、タイミングをとっていました。来週の木曜日に検査を行う予定です。打撃に関して彼らは”セイゲンナシ”を期待しています」とレポートした。

 ソーシア監督は、医師やトレーナーが問題ないとの判断をすれば、打者として先に復帰させる可能性もあるとすでに話している。多くの人が、二刀流の復帰を待ちわびている。

【動画】地元TVも「待ちわびていた」と紹介 大谷がブルペンの打席で“目慣らし”する様子

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