21試合連続無失点の平野佳寿を元世界一右腕も称賛「彼はエクセレント」

パイレーツ戦で好投したダイヤモンドバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】
パイレーツ戦で好投したダイヤモンドバックス・平野佳寿【写真:Getty Images】

パイレーツ一筋の元右腕ブラス氏が称える

 ダイヤモンドバックス平野佳寿投手が22日(日本時間23日)の敵地パイレーツ戦でも1回無安打1四球と好投し、連続無失点試合数を「21」とした。球団新人記録を更新中の右腕は、球団記録となる24試合連続無失点にも「3」に迫る勢いだが、スコアボードに「0」を並べ続ける投球に、敵地でテレビ解説を務める1971年世界一右腕は「彼はエクセレント」と称賛の言葉を送った。

 0-0の8回から2番手としてマウンドに上がった平野は、先頭マーサーをスプリットで遊撃ライナーに仕留めると、ポランコにはフルカウントから四球を与えたが、続くモランを得意のスプリットで遊ゴロ併殺に打ち取り、無失点に抑えた。

 敵地で試合中継をするテレビ局「AT&Tスポーツネット」で解説を務める元メジャー右腕のスティーブ・ブラス氏は、平野の球速は圧倒的ではないとしながらも「彼はエクセレントですね」と称賛。パイレーツ一筋で通算103勝を挙げた往年の右腕を唸らせた。

 今季からダイヤモンドバックスでプレーする平野は、今季ここまで36試合登板で、失点したのはわずかに4試合だけ。2012年にJ・J・プッツ、2008年にブランドン・リオンが達成した球団記録の24試合連続無失点と同時に、上原浩治投手(現巨人)が2013年のレッドソックス時代にマークした日本人投手の最長記録(27試合)にも「6」と迫っている右腕。ナ・リーグ西地区首位を走るダイヤモンドバックスを牽引する1人として、敵地でも大きな存在感を示した。

(Full-Count編集部)

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