雨の甲子園を甦らせた阪神園芸の職人技が話題に「今日のヒーローは阪神園芸」

雨の甲子園を甦らせた阪神園芸の職人技が話題になっている【写真:編集部】
雨の甲子園を甦らせた阪神園芸の職人技が話題になっている【写真:編集部】

午前中から雨模様も、1時間13分遅れで試合開始

■阪神 3-11 広島(23日・甲子園)

 甲子園のグラウンド整備を担当する阪神園芸が話題になっている。23日に甲子園で行われた阪神-広島戦は、午前中からあいにくの雨に祟られながらも、阪神園芸スタッフの懸命なグラウンド整備のおかげで、試合予定開始の14時から1時間13分遅れでスタート。ツイッターでは、阪神園芸の一糸乱れぬグラウンド整備の様子に、数々の称賛の声が上がった。

 野球の大敵“雨天”も、阪神園芸の手にかかればお手の物だ。雨天を予想して前夜からグラウンドにはシートを敷いていたという。雨が小降りになった2時半過ぎ、ベンチからグラウンドに颯爽と姿を現した阪神園芸のスタッフは、手際よく防水シートを巻き取って溜まった雨水を排水。さらには、トンボを使って丁寧に整備を続け、瞬く間に試合開始が可能なグラウンドを作り上げた。

 この“匠の技”を、試合中継を予定していた各放送局がライブ放送。見る者の目を引きつける熟練の仕事ぶりに、ツイッター上では称賛の声が殺到。一時は「阪神園芸」がトレンドワードとなるほどだった。これにお笑い芸人マテンロウのメンバーで、阪神ファンのアントニーも反応。「阪神園芸半端ないって! アイツら半端ないって! 前日から予想してグランドにシートひいてるもん。そんなん出来ひんやん普通。そんなん出来る? 言っといてや出来るんやったら!」と世界を席巻している流行語を交えながら、阪神園芸の仕事を絶賛した。

 雨で状態の悪かった甲子園球場を甦らせた職人技に「今日のヒーローは阪神園芸」の声も上がるほどだった。だが、阪神は7回に3点を奪ったものの終盤に大量失点を止められず、3-11で大敗した。

【動画】阪神園芸が甲子園を蘇らせる! 「半端ない」職人技に反響!

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