プロ野球人気は継続 交流戦の平均観客動員3万人超、ロッテは35%近い激増

セ・リーグは雨天による振り替えが影響して減少

○セ・リーグ
・広島 ▲0.7%
26万6288人(2万9588人)→26万4425人(2万9381人)

・阪神 ▲10.3%
38万7169人(4万3019人)→34万7124人(3万8569人)

・DeNA ▲0.3%
23万6315人(2万6257人)→23万5664人(2万6185人)

・巨人 2.8%
39万6010人(4万4001人)→40万7275人(4万5253人)

・中日 0.9%
26万22人(2万8891人)→26万2360人(2万9151人)

・ヤクルト ▲9.8%
23万8052人(2万6450人)→21万4784人(2万3865人)

セ・リーグ 2.9%
178万3856人(3万3034人)→173万1632人(3万2067人)

 セ・リーグは4球団が前年より観客数を減らした。これは、雨天中止の振り替え試合6試合がすべてセ・リーグの主催試合だったことが大きい。振り替え試合は観客数が大きく落ち込むことが多い。DeNA、阪神は振り替え試合が2試合ずつあった。ヤクルトは、振り替え試合は6月19日のソフトバンク戦1試合だが1万7937人の不入りだったことが響いた。広島は5月29日の西武戦を客席数1万6000人のみよし運動公園野球場で開催したことも影響しているだろう。

 雨天振り替え試合は、昨年は1試合だけだったが、今季は6試合。それでいて、トータルでは観客動員増になった。プロ野球人気は継続していると考えるべきだろう。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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