大谷翔平、29日に再検査 TJ手術は必要? エ軍GM「まだ誰も言ってこない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

打者としての復帰は、本人が「稼働モード」に入ってから

 右肘内側側副じん帯損傷で故障者リスト(DL)に入っているエンゼルス・大谷翔平投手の今後について、球団が詳細なリハビリ計画を制作中であることが明らかになった。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が伝えた。

 大谷は28日(日本時間29日)に右肘の再検査を受ける予定だが、同局によると、エンゼルスのエプラーGMは、「柔軟に対応していくことがきわめて重要」と語り、検査結果も踏まえた上で、時間をかけてリハビリ計画を立てる方針を示した。

 右肘にメスを入れる「トミー・ジョン手術」について、エプラーGMは「誰も『手術が必要』だと私に言ってこない。だから、医師がはっきりと(手術を)考慮するように言ってくるまでは、頭の中に入れるつもりはない」として、どうしても必要があると認められない限り、手術はないと明言。打者としての先行復帰に関しても「まだ(本人と)話はしていない」とした上で、「現在は『休みモード』だ。『稼働モード』に変わったとき、話をしていくつもりだ」と話したという。状況に応じて本人と話しながら綿密に復帰プランを練っていくつもりだ。

 同局では、大谷がトミー・ジョン手術を受けるかどうかなどの状況により、様々な選択肢が生じるとして、次の6つの可能性を提示した。果たして、実際に採用されるのはどの選択肢になるのか、注目される。

1、打者で復帰/今シーズン終盤に先発投手として復帰
2、打者で復帰/今シーズン終盤にリリーフ投手として復帰
3、打者で復帰/2019年に投手として復帰
4、打者で復帰/2019年はDH専任、2020年に投手として復帰
5、打者で復帰/2019年は外野手専任、2020年に投手として復帰
6、今シーズン残り全試合欠場

(Full-Count編集部)

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