巨人ヤングマン、メジャー新人時代の活躍に米で脚光「どれほど優れていたか」

ブルワーズ時代のテイラー・ヤングマン【写真:Getty Images】
ブルワーズ時代のテイラー・ヤングマン【写真:Getty Images】

「ルーキーイヤーに活躍したブルワーズの投手」に選出される

 巨人のテイラー・ヤングマン投手が、古巣・ブルワーズの地元紙に取り上げられた。地元紙「ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル」電子版が27日、「ブルワーズの歴史で、フレディ・ぺラルタのように印象的な活躍を見せた新人投手」という特集を掲載。選出された9人の選手の中に、ヤングマンも含まれていた。

 フレディ・ぺラルタは、5月13日にブルワーズでデビューした新人投手。同日のロッキーズ戦でMLB初登板初先発し、5回2/3を1安打13奪三振の快投で勝利。その後も先発ローテに入り、ここまで4試合3勝0敗、防御率1.59、WHIP(1イニングあたりの四球+ヒット)0.71という目覚ましい成績を挙げているスーパールーキーだ。

 同紙では、ヤングマンのルーキーイヤー(2015年)について「2015年6月9日のパイレーツ戦で7イニング投げ、3被安打、1失点に抑え、センセーショナルなデビューを飾った。ヤングマンはそのシーズンを通して素晴らしく、9勝8敗、防御率3.77の成績で終えた」と紹介。「結局それが持続可能なものではなかったのだが、ヤングマンがどれほど優れていたのかと言う事が、時折忘れ去られてしまっている」と、ルーキーシーズンの活躍とその後を振り返り、現在、NPBの巨人に在籍していることも報じている。

 ブルワーズを支えたスーパールーキー特集には、ほかにも2000年シドニー五輪米国代表のエースだったベン・シーツ(2001年)や、一時期は絶対的なクローザーだったジョン・アックスフォード(2010年=現ブルージェイズ)なども挙げられており、ヤングマンの能力の高さをうかがわせる。

 ヤングマンはイースタン・リーグで12試合7勝2敗、防御率1.43で投手部門トップ。その力を1軍で見せる時は近い。

(Full-Count編集部)

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