グリンキーの二盗に米解説者「素敵」 マルチ安打&打点&得点&7回零封も
9人連続盗塁阻止の強肩捕手も虚をつかれた鮮やか二盗、MLB公式ツイッターも動画を紹介
MLBを代表するエースが、走って打って投げての大活躍を見せた。28日(日本時間29日)のダイヤモンドバックス-マーリンズ戦で、ダイヤモンドバックスのザック・グリンキー投手が二盗に成功。盗塁だけでなく、打っても3打数2安打1打点1得点、投手の「1試合中でのマルチヒット、打点、得点、盗塁」という、珍しい記録をマークした。MLB公式ツイッターが動画つきで伝えた。
グリンキーは2回1死から中前打で出塁。2死後、ゴールドシュミットの打席でまったく無警戒なマーリンズ先発リチャーズの隙をつき、完全にモーションを盗んでスルスルとスタートを切った。相手捕手のホラデ―は、この試合まで9人連続で盗塁を阻止していた強肩だが、完全に虚をつかれて楽々とセーフ。そしてゴールドシュミットの左前適時打で3点目のホームを踏んだ。
意表を突いたグリンキーの盗塁に、中継していたFOXスポーツフロリダの実況アナウンサー、ポール・セベリーノ氏は「彼は走らないと誰もが思っていたことでしょうが、彼は走りました。グリンキーは間違いなく誇りに思っていることでしょう」。ダイヤモンドバックス側から実況していたFOXスポーツアリゾナの解説者、ボブ・ブレンリー氏は「おお! 素敵ですね」と感嘆した。